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日本の緑内障疫学的研究とその結果について 
(眼科医向け)

ゴールドマン眼圧計で測ると、21を超える眼圧の人は、夏季で4〜5%、冬季で8〜9% います。

1989年の全国共同緑内障疫学調査(日本7地区共同疫学調査)では、ノンコンタクト眼圧計で測っているので、統計的に意味がありません。つまり、全国共同疫学調査は、学問的にまったく意味のない研究です。学問的価値がありません。

多治見スタディ(多治見緑内障検診)では、ゴールドマン眼圧計で測っています
が、高眼圧は1.37%としています。
欧米の統計では、いくつもの研究で、高眼圧は7〜8%とされています。

日本の研究と欧米の研究とでは、数値がかけ離れています。
私のところでは、高眼圧の人の割合の数値は欧米の統計の数値と一致します。
どういうことでしょうか?

私は、日本の研究者は眼圧が正しく測れなかったと考えています。

眼圧を正しく測れない日本の緑内障の研究者は、緑内障(開放隅角緑内障・高眼圧・視神経乳頭陥凹)の研究を行なえるでしょうか?眼圧から緑内障が悪化するスピードを知ることができるでしょうか?できないと思います。  
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